無料相談
ブログ

AIエージェントと向き合って感じる、正直なところ

2026.07.28

AIエージェントと向き合いながら仕事の進め方を考えるビジネスパーソンの抽象的なイラスト

最近、仕事のやり方というか、時間の使い方そのものが変わってきたな、と感じています。

AIを使った業務改善。AIを使った集客。こうしたテーマでセミナー資料を作ろうとしても、数カ月前に作っておくと、もう内容が古くなってしまう。AIまわりは、一週間単位で景色が変わっているような感覚があります。

だから最近は、直前まで材料をためておくようになりました。早く作れば安心、というより、早く作りすぎると書き直しが増える。なかなか悩ましいところです。

細かく命令するだけではなくなってきた

少し前までは、AIエージェントに何かを作らせるとき、かなり細かい仕様書を書く必要がありました。

たとえば、毎月の請求書を作成するアプリ。どのフォルダを見て、どのファイルを読み、どの項目を書き換えるのか。人間側が手順を細かく整理して、プロンプトとして渡す。そうしないと、なかなか思った通りには動きませんでした。

ただ、最近は少し感覚が変わってきました。

こちらが細かく命令する前に、まず過去の作業をAIエージェントに検証させる。これまで自分がどのように請求書を作っていたのか、どこを毎月繰り返していたのか、どこに例外があるのかを読み解かせる。

そのうえで仕様書を作らせ、実証実験をして、うまくいけばアプリ化する。この進め方のほうが、むしろ確実ではないかと思うようになりました。

「仕事の跡」を見せるという発想

プロンプトを書くことは、もちろん今でも大事です。

でも、最初からすべてを文章で説明しようとすると、「あれもあった」「これもあった」と後から修正が増えていきます。実務には、言語化しきれていない癖や例外が多いからです。

それなら、過去に人間が実際にやってきた作業を見せて、AIエージェントに構造を読み取らせる。命令するというより、仕事の跡を一緒に検証する。そんな付き合い方に変わりつつある気がします。

AI AGENT MEMO

いま感じているAIエージェントとの向き合い方

1. 過去の作業を検証する

人がやってきた手順や例外を、まずAIに読み解かせる。

2. 小さく実験する

いきなり完成を狙わず、動かして確認しながら直していく。

3. 最後は人が確認する

正しそうに見える出力ほど、表面だけで判断しない。

やっぱり、丸投げはできない

一方で、AIに丸投げしてはいけないという感覚も、以前より強くなっています。

表面上は正しくできているように見えても、内部の作り方が違っていることがあります。Excelファイルでも、見た目は同じなのに、後から修正しようとすると「あれ、ここが直っていない」ということがある。

これは、画面を見ただけではなかなか分かりません。だからこそ、検証が必要です。ファイル権限、個人情報や顧客情報の扱い、出力結果の確認。AIエージェントを使うほど、人間側の確認力が問われるようになっている気がします。

大変だけれど、正直おもしろい

一人でAIと向き合っていると、なかなか大変です。

思った通りに動かないこともあります。細かな修正もあります。数週間前のやり方が、もう古く感じることもあります。

それでも、率直に言うと、おもしろい。

少し軽い言い方かもしれませんが、楽しい道具を手にした子どものような感覚があります。毎日AIエージェントと向き合いながら、あれを作ってみる、これを直してみる。クラフトマンシップに近い楽しさがあるのかもしれません。

AIは、仕事をなくすものというより、仕事の中にある面倒くささや曖昧さを見つめ直すきっかけになっている。今のところ、私の率直な感想はそんなところです。

AI活用や業務改善について、「自社では何から始めればよいのか」を整理したい方は、ビズデザインまでご相談ください

執筆者

宮地 章みやち あきら

株式会社ビズデザイン 代表取締役/AI・IT・EC戦略コンサルタント

1998年のEC黎明期から28年、現場に立ち続けています。楽天市場での自社EC運営(Shop of the Year 受賞多数、年商40億円の上場企業子会社の代表として設立から運営を担当)を経て、楽天株式会社で楽天ブックスのシニアプロデューサーとして売上向上と収益改善を推進。現在は株式会社ビズデザイン代表として、AI活用・DX推進・EC/IT戦略を全国の中小企業に伴走支援しています(支援企業70社)。商工会議所などでのセミナー登壇も多数。

 / 無料相談はこちら

EC・IT・AIのご相談はこちら

まずは無料相談で、貴社の課題をお聞かせください。

無料相談する

一覧に戻る