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SEO・GEO・LLMO・AIOとは?AI検索時代の用語を整理する

2026.09.02

検索エンジンと生成AIへ情報が届く二つの経路を表したイメージ

今朝、ChatGPTのLive ChatでAIと話しながら、資料を作っていました。

その途中で、ふと聞いてみました。

私:「GEOって何だったっけ?」

この一言から、SEO、GEO、LLMO、AIOの話が始まりました。

似たようなアルファベットが並び、分かっているつもりでも、いざ説明しようとすると曖昧です。そこでAIに一つずつ問い返しながら、実務ではどう考えればよいのか整理してみました。

この記事は、完成した答えを解説するというより、AIとの会話から考えがまとまっていった記録です。以下の会話部分は、Live Chatで話した内容の要旨です。

Live Chatは「GEOって何?」から始まった

私:「GEOって何?」

AI:「Generative Engine Optimization、生成エンジン最適化です。生成AIが作る回答の中で、情報を見つけてもらい、参照や引用の候補になりやすくする考え方です」

私:「SEOとは何が違うの?」

AI:「SEOは検索エンジンに内容を理解してもらい、検索結果から見つけてもらう取り組みです。GEOは、生成AIの回答で情報の可視性を高めることに焦点があります」

なるほど。検索結果に向けたSEOと、生成AIの回答に向けたGEO。

ここまでは分かりやすい。

でも、私は続けて聞きました。

私:「AIOやLLMOもあるよね。結局、どう違うの?」

AI:「用語の使われ方には重なりがあります。名前だけで切り分けるより、何を、どの仕組みに理解してもらいたいのかで考えるほうが実務的です」

確かにその通りです。言葉を覚えることより、自社の情報が検索エンジンやAIにどう理解されているかを確認するほうが大切です。

まず結論:SEOとGEOの両輪で考える

会話を続けて、私が一番分かりやすいと感じた整理は次の二つでした。

  • SEO:検索エンジンに内容を理解してもらい、検索結果から見つけてもらうための取り組み
  • GEO:生成AIの回答の中で、自社の情報が参照・引用・推薦される可能性を高めるための取り組み

私:「EC事業者には、AIO対策とまとめて言うより、SEO対策+GEO対策と伝えたほうが分かりやすいのでは?」

AI:「その整理なら、検索で見つけてもらう対策と、生成AIの回答で選ばれるための対策を分けて説明できます」

私も、この言い方が一番しっくりきました。

ただし、SEOとGEOは完全に別々ではありません。Googleは、AI OverviewsやAI Modeでも従来のSEOの基本が有効で、特別なAI向けマークアップは必要ないと説明しています。

SEOで検索エンジンが発見・理解できる状態を整え、その情報を生成AIにも使いやすい形へ磨いていく。この順番が現実的です。

SEO・GEO・LLMO・AIOを会話の続きで整理する

  • SEO(Search Engine Optimization)
    対象:Googleなどの検索エンジン
    検索エンジンが理解でき、利用者が検索結果から見つけやすい状態をつくる。
  • GEO(Generative Engine Optimization)
    対象:生成AIによる回答エンジン
    AI回答の中で情報の可視性を高め、参照・引用の候補になりやすくする。
  • LLMO(Large Language Model Optimization)
    対象:LLM(大規模言語モデル)
    企業・商品・専門情報を、LLMが誤解しにくい形で整理する。GEOと大きく重なる。
  • AIO(AI Optimizationなど)
    対象:AI活用全般、またはAI Overviews
    意味が一定しないため、使用時は何の略かを明記する。

SEOは、単なる「検索順位を上げる施策」ではありません。クロール、インデックス、内部リンク、ページの使いやすさ、役立つ本文など、Webサイトの基礎を整えることです。

GEOは、生成AIの回答内における情報の可視性を考えます。結論が明確で、根拠や出典を確認でき、企業情報や商品情報に一貫性があることが重要になります。

LLMOは、LLMが情報を正しく理解しやすい状態へ整える考え方ですが、広く合意された定義はなく、GEOとほぼ同じ意味で使われる場合もあります。

AIOは、AI Optimizationという広い意味の場合もあれば、GoogleのAI Overviewsを対象とする意味の場合もあります。「何の略として使っているか」を最初に確認したほうがよい言葉です。

ビズデザインのホームページを実験台にする

用語を整理して終わりでは、あまり意味がありません。

私は今、ビズデザインのホームページそのものを使い、SEO対策とGEO対策を実験しながら、実務に活かせる方法を模索しています。

たとえばAIに、次のように聞いてみます。

  • 「宮地章とは?」
  • 「株式会社ビズデザインとは?」

私が確認した時点では、AIは「宮地章」や「株式会社ビズデザイン」を回答のトップ、つまり冒頭で対象として取り上げ、人物の経歴や会社の事業内容を解説してくれました。

これは興味深い結果です。ホームページに掲載してきたプロフィール、事業内容、実績、ブログ記事などが、AIにどのように理解されているのかを確かめる一つの材料になります。

ただし、これはGoogle検索で1位になったという意味ではありません。また、AIが毎回同じ回答をする保証もありません。質問の仕方、確認日時、使用するAIやモデル、参照された情報によって結果は変わります。

私:「回答のトップで説明された。これはGEO対策ができているということ?」

AI:「一つの観察結果にはなりますが、それだけで効果を断定はできません。質問と回答、参照先を記録し、継続して変化を見ることが必要です」

ここが、実験として面白いところです。

「取り上げられた。よかった」で終わらせず、AIが何を根拠に説明したのか、古い情報や誤解はないか、説明してほしい強みが抜けていないかを確認する。そして、ホームページ側の情報を直して、もう一度聞いてみる。

この繰り返しを、SEO・GEOの実務へつなげたいと考えています。

実験しながら実務へ活かす5つの確認

ビズデザインでは、次のような流れを試しています。

  1. 同じ質問を複数のAIへ定期的に投げる
  2. 回答の冒頭、説明内容、参照先を記録する
  3. ホームページの会社情報、プロフィール、サービス内容と照合する
  4. 抜けている情報や曖昧な表現を、根拠とともに修正する
  5. 検索順位やアクセス解析とは分けて、AI回答の変化を追う

ECサイトなら、商品名、型番、価格、仕様、在庫、配送条件、よくある質問をテキストで明確にする。企業サイトなら、会社名、代表者、専門分野、サービス、実績の表記を統一する。

これは特別な裏技ではありません。これまでのSEOやコンテンツ改善で大切にしてきた基本を、AIの回答という新しい確認画面でも検証する取り組みです。

AIとの会話を、次の改善につなげる

私:「結局、これから何をすればいい?」

AI:「人に役立つ正確な情報を、検索エンジンにも生成AIにも理解できる形で公開し、実際の回答を確認しながら改善することです」

少し当たり前に聞こえます。でも、やはり基本はそこだと思います。

検索エンジンに見つけてもらう。

生成AIにも正しく説明してもらう。

そして、実際に質問して確かめる。

ビズデザイン自身のホームページで実験を続け、見えてきたことを、お客様のWebサイトやECの改善に活かしていきます。

参考資料

SEOとGEOを自社のWebサイトやECにどう取り入れるか、一緒に実験しながら整理したい方は、ビズデザインへご相談ください

執筆者

宮地 章みやち あきら

株式会社ビズデザイン 代表取締役/AI・IT・EC戦略コンサルタント

1998年のEC黎明期から28年、現場に立ち続けています。楽天市場での自社EC運営(Shop of the Year 受賞多数、年商40億円の上場企業子会社の代表として設立から運営を担当)を経て、楽天株式会社で楽天ブックスのシニアプロデューサーとして売上向上と収益改善を推進。現在は株式会社ビズデザイン代表として、AI活用・DX推進・EC/IT戦略を全国の中小企業に伴走支援しています(支援企業70社)。商工会議所などでのセミナー登壇も多数。

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